今回は開業届と一緒に出す書類の
所得税の青色申告承認申請書の書き方や出すべきタイミングをお伝えします。
目次
1.所得税の青色申告承認申請書とは?
確定申告の際に青色申告をするための書類です。
本職以外に収入があるときなどに確定申告は行いますが、
その際、白色と、青色の2種類の申告があります。
白色は控除額が10万、青色は控除額が65万円になります。
そのほか青色申告のメリットなどを詳しく知りたい時は↓こちらの記事を参考に!
主婦で、旦那さんの扶養に入っているときの青色申告などのメリットも書かれています。
『主婦が青色申告』https://aoiro-shufu.com/report/13
有料でもいいので、しっかり青色申告のことを勉強したい!というしっかり者のあなたは
私も活用している「ネットビジネス税金対策ストラテジー『NTS』」がオススメ。
TwitterやYouTubeでも活躍している現役税理士さんが作っているマニュアルです。
専用の質問フォーラムがあるので、不安なことがあれば、税理士さんに直接相談ができるのがミソ。
1-1.所得税の青色申告承認申請書のダウンロードができる場所
国税庁HPのDLページ:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/h28/10.pdf
国税庁HPからDLできます(PDF版のみ)
Excel版がほしいときは、先ほど紹介した「ネットビジネス税金対策ストラテジー」を購入するとその中に入っているのを使うといいですよ。
2.申請書の完成例
今回は、国税庁HPからDLできるPDF版の完成例を出しています。
3.申請書の書き方(真似てOK!)
①税務署名、日付
あなたが住んでいる場所(もしくは納税地)を管轄する税務署名を書きます。
どこかわからないときは、下記から調べます。
最寄りの税務署を調べる:https://www.nta.go.jp/about/organization/access/chizu.htm
日付は、提出日を書きます。
結構忘れがちですが、実は大丈夫だったり。
出すときに空欄でも税務署の収受印に日付が入っているからです。
でも記入漏れは基本的によくないですので、書いておきましょう。
日付は西暦?和暦?
和暦だと結局何年か分かりにくい…という人もいるかもしれませんが、
西暦・和暦は、その書類内で統一させることが基本です。
国税庁HPの開業届は生年月日で和暦を使用しているので、和暦で書きましょう。
②納税地
自宅でブログ作業をしている→住所地に〇、自宅の住所・電話番号
その他、事務所等で作業している→事務所等に〇、事務所の住所・電話番号
電話番号は固定・携帯どちらでも大丈夫です。
自宅以外の住所のときの注意
事務所がある場合は、その事務所の管轄税務署へ開業届を提出します。
①で書いた税務署名があっているか今一度確認しましょう。
③氏名、生年月日
名前と生年月日を書きます。
印鑑は認印でOKです。
④職業
副業ブログの場合は、見本の通り「web事業」でOKです。
⑤屋号
開業届と同じように書きましょう!
なくてもOKです。私はなしで出しました。
屋号のメリットは
- 事業内容をアピールできる
- 屋号で銀行口座が持てる
です。
ただ、あとからつけたり、変更することもできるので、
「決まってない!」「もうちょっと稼げるようになってから…」
という場合は、空欄で出しておきましょう。
屋号をあとからつけたり、変更する場合も煩雑な手続きはないそうです。
↓下記記事参照
https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/business-name/
⑥青色申告の開始年度
何年度分から青色申告にするかを書きます。
⑦事業所などの名称と住所
事業用の事務所がなければ、見本と同じように自宅の住所を記入します。
名称も見本と同じ「自宅兼事務所」でOKです。
⑧所得の種類
「事業所得」に〇をします。
⑨いままでの青色申告の有無
「無」に〇をつけます。
⑩1月16日以後の開業した場合
1月15日から15日以外に開業届を出す場合は、この欄を記入します。
⑪相続による事業継承の有無
あなたが始めた事業であれば「無」でOKです。
⑫その他参考事項
(1)簿記形式と、(2)帳簿名はあとから変更しても大丈夫なので、
現状として、下記のように記入しましょう!
(1)簿記方式
複式簿記に〇をつけます。
(2)備付帳簿名
- 現金出納帳
- 売掛帳
- 買掛帳
- 経費帳
- 固定資産台帳
- 預金出納帳
- 総勘定元帳
- 仕訳帳
に〇をつけます。
4.いつまでに、どこへ出せばいい?
提出期限 | 事業開業日から2ヶ月以内(基本的には開業届と一緒に出すのがオススメ) |
---|---|
提出先 | 管轄の税務署 |
提出方法 | 手渡しor郵送 |
注意 | 提出用と控え用の2部を出す |
項目名 | ここに説明文を入力してください。 |
郵送の場合は、控えを返送してもらうために切手を貼った返信用の封筒を一緒に送ります。
ここまでお疲れさまでした!
であっても、青色申告承認申請書は出しておきましょう!
赤字分を次年度に繰り越すことができます。
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副業ブログでどこまで経費になるのか?
などもわかりやすく書かれていて、私もこれを見ながら帳簿付けをしています。
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↓私がブログ開始1年目、収益ゼロだったときの話(*’ω’*)↓